積層断熱板は「有機質系」と「無機質系」さらに両者を合わせた「複合板」の3種類になります。
「有機質系」の積層断熱板は主に温度域200℃までの使用環境で用いられ、有機質系樹脂の強度特性や加工性に優位な特徴を活かし、平行度、平面度等の研磨加工や微細加工用途にも使用されます。
「無機質系」の積層断熱板は主に200℃以上の高温域での使用環境で用いられ、主に断熱・遮熱用途に使用されます。無機質系自体が粉末質の為、「有機質系」板に比べて強度が弱く研磨加工・微細加工には適さない場合があります。